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お藤がとどろ

お藤がとどろ

 

  • お藤がとどろは高知県土佐清水市にあり、益野川上流部の淵(ふち。河川の流水が緩やかで深みのある場所)・滝の名所です。
  • 『とどろ(轟)』とは『音が荒々しく鳴り響く』という意味です。その名の通り水が轟音(ごうおん)をたてて流れ落ちる姿に、美しさと共に人間がではどうすることも出来ない自然の荒々しさを感じます。
  • 伝説では、昔「お藤」という娘が父親の粟畑の守りをしていて、淵で髪をとかしていたところ、白い蛇が現れて髪をくわえて水中に消えたと伝わります。お藤は淵の底へ消え、その淵は「お藤がとどろ」と呼ばれるようになりました。

特徴と見どころ

  • 急な山道を降りて行くと淵や滝の激しい水音を間近で感じられる場所で、自然の迫力が体験できるスポットです。
  • 滝壺は激しい水音を伴い、雨が少なくても水量が途絶えず枯れない神秘性があります。
  • 地元では雨乞いの場所としても知られ、土佐清水市長が雨乞いの儀式を行う習慣も残っています。
  • 淵の側には小さな祠があり、お藤が祀られています。
  • 大自然の中の秘境感が強く、訪れる人に静かな感動と神聖な気配を与える場所です。

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