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見残し海岸と奇岩

見残し海岸


特徴と見どころ

  • 見残し海岸は約1500万〜2000万年前に形成された砂岩や泥岩の海食台地で、波食や風食によって奇岩群が形成されています。

    特に「蜂の巣状」の浸食形態が珍しく、地質学的に非常に貴重なスポットです。

    国の天然記念物にも指定された「化石漣痕(水中にできた波の模様の化石)」も広範囲で見られます。

  1. 歴史と由来
  • 名前の由来は、密教の開祖・弘法大師空海がこの秘境すぎる景勝地を「見残した」(全部見て回れずに名残惜しんだ)ことによります。

    かつては陸路でのアクセスが難しく、現在は竜串港からのグラスボートでしか訪問できない場所となっています。

  1. 観光と体験

  • 見残し海岸はグラスボートによる遊覧観光が主で、船底から海中のテーブルサンゴや多様な魚類も観察可能です。

    海岸線をたどる遊歩道では「屏風岩」などの巨大な奇岩が見られ、歩きながらの冒険感も味わえます。


  1. 周辺の魅力

  • 竜串海岸全体が日本初の海域公園に指定されており、奇岩奇勝や生物多様性に富む海中風景が楽しめます。

    「見残し海岸」以外にも、竜串海岸の奇岩群や足摺海底館周辺の奇岩群など見どころが点在しています。


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